2006-03-26

高遠さん

今日は長野で高遠菜穂子さんの講演を聞く機会があった。高遠さんと言えば2年前にイラクにてボランティア活動中に武装勢力により拘束された経験を持つ方だ。講演の冒頭に言われたのは心配とご迷惑へのお詫びだった。当時自己責任論という主張も一部であったりして世間一般の高遠さんらへの見方を象徴していると感じた。
 ご本人も「事実を語るだけ」とおっしゃってたが、たくさんの写真や映像も使って当時から現在までにイラクで何が起こっているのかのたくさんの事実、それもメディアでは報道されていない事も含めて知ることができた。今日の講演では誰が善人で悪人かとか何が正しい間違いかという話は一切なかった。とにかく事実と、事実を知らない事は大変な事なのだということ。
 アメリカや日本で止まれ!を意味する手のひらを相手に向ける好意はイラクではあなたを歓迎するの意。空に向けての威嚇射撃はイラクでは嬉しいときやお祝いの空砲。この異文化の理解ができなかったばかりに家族を乗せたクルマは検問所で止まらずそして米軍はそれに対して銃弾を打ち込み家族全員が命を奪われた話。
 深い悲しみや感情を表す時に英語ではGodやLord、Jesusを口にするが、同じようにイラク人(イスラム教徒)はアラーの名を口にする。
 結婚式の祝宴を行っていた家族親戚たちがお祝いの空砲を打っていたのを応戦と勘違いして銃弾を降らした米軍ヘリ部隊。生き残った家族の悲しむ姿には米軍への憎しみや復讐の思いが生まれても当然と感じた。

 日本は9条のおかげか、自衛隊は一人も殺さずにすんだし殺されずにすんでいる。私たち、私にできることは何か、深く考えさせられた。

 http://iraqhope.exblog.jp/

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