2008-08-10

霊仙寺山 1875m

土曜日飯綱に行きましたら,火祭りというお祭りがあるのですね。大座法師池湖畔でコンサートが開かれていました。お祭りの本番は日曜だったようです。

どこか山に行きたいと思っていたのですが何か因縁を感じて飯綱方面に決めて,飯綱山は今年も2回登ってますのでまだ行ってない隣の霊仙寺山に行く事にしました。

飯綱町を抜けて霊仙寺湖畔を通り過ぎて信濃町に入る。すぐに霊仙寺遺跡に向かう道にそれて登山口駐車場に停めます。

ここは戦国時代からの伝統があるお寺で武田信玄と縁があるそうです。現在は長野市内に転居をし遺跡だけが残っています。立派な遺跡の横を通り過ぎて登山道に入りますが,終始森の中を歩き続けます。天気は午前中ずっと霧の中で展望もなく,こういう道はとても歩きづらくて疲れました。

登山道まであと38分という妙な標識を過ぎたあたりから低木と笹原の道になり高山植物が目に入るようになりました。マツムシソウ,ユリ(ギボウシ?)がたくさん咲いており,マイナーな山だからか登山道をさえぎるほど咲いてました。

飯綱山頂への分岐を過ぎるとまもなく山頂が見えてきて,その辺りからお花畑になりました。霧の中幻想的な感じがして,また多分今日の登山者は私一人だろうなという予感。

頂上はやはり霧に包まれてほとんど眺望なしでしたが華麗な高山植物に癒されてまあまあ満足できました。
目の前に霧から時々姿を出す飯綱山頂方向から時々登山者の声がこだまして来ましたが,こちらの山はひっそりとしていました。


日本神話も勉強すると面白いんですけどね。


クルマユリ


マツムシソウ


ツリガネニンジン?


山頂に下に広がるお花畑



登りは気付かなかったツルリンドウ?


登りは写真を撮りながらゆっくり歩いて2時間でした。天気が良ければ妙高,火打方面の眺めがよく日本海も遠くに見えるらしいです。今度はそんな日を選んで登りたいです。

2008-08-04

湯ノ丸山でコンテスト参加

アマチュア無線のフィールドディコンテスト参加のため,湯ノ丸山(2,098m,上田市・東御市・嬬恋村)に登りました。

早朝から登山するために前日深夜に現地入りして車中泊しました。途中菅平のコンビニでおにぎりなどの買い物をしようと思っていましたが,深夜は閉店するんですね。街まで下りるにも往復1時間はかかりそうなので諦めました。

深夜は星がとてもキレイで天の川が見えていましたが,早朝5時には周りの山頂はすべてガスに包まれていました。お湯を沸かしてスープを作りバナナ等の朝食を取ってから登山開始です。

湯ノ丸キャンプ場-中分岐-霧鐘塔分岐経由で歩きました。ずっと強風と濃霧の中,山頂の様子を心配しながらでしたが,時々覗かせる青空に期待して歩き続けます。

案の定山頂は超強風でアンテナどころではないのですが,大きな岩のカゲに釣竿で自作した50MHzの小型アンテナ(スカイドア)を設営し参加しました。都内や千葉,神奈川方向はやはり浅間山の影だからでしょうか少ない。栃木,茨城がよく聞こえます。たまに東北。静岡,愛知も入ってきました。鳥取からとは思えない強力な信号で入感する局とも交信。そのうちにたまに北海道や九州がEスポで入感し何局かと交信できました。但しとても不安定で交信中に信号強度がストンと下がって交信成立しなかった局もありました。

しかし小型のアンテナでQRP運用の限界か,CQを出してもなかなか応答がなく段々戦意消失してしまい,50局を区切りにして撤収することにしました。

早朝はガスの中で妙高山,火打や四阿山が時々姿を見せる程度でしたが,10時頃には風が止まりガスも晴れて快晴となり,360度の展望。富士山も見えましたよ。無線よりも絶景が楽しめました。登山客もものすごく沢山来てました。下山はコナシ平分岐経由でしたが,笹原の中ウグイスの声をすぐ近くに聞きながらとても清々しい気分で歩けました。もう少し早く切り上げておけば烏帽子岳に縦走できたのですが。

山岳移動でのコンテスト参加は限界がありますね。湯ノ丸山はこれが3回目。次回来るときは無線抜きで,烏帽子岳に縦走しよう。


浅間山をバックに


ハクサンフウロ?


マツムシソウ


ヤマホタルブクロ


中央に富士山。見えますか?その右は八ヶ岳