2007-09-29

坂田山~共生の森~

週末にのんびりと自転車で散歩。いつものコースから少しはずれて道草してみた。

地元の標高900m足らずの坂田山。半年ほど前に地元の新聞の地域欄の里山に関する連載で紹介されてたなぁと記憶はしていたが初めて訪れてみた。

今日は自転車なので頂上は諦めるとして、あの新聞に載っていた眺めの良い場所までなら行けるかも、と期待しながらふもとを散策。そうこうしてるうちに駐車場らしき場所にたどりついた。栗の木がたくさん生えていてイガイガや飛び出した栗の実がたくさん落ちてる。自転車をそこに止めて5分ほど遊歩道を登るとその場所に着いた。

低い里山の中腹なので標高はせいぜい700m程度だと思うが思ったより眺めが良い。地元の町と長野市街地や、飯綱山もよく見える。小さなあずまやがキレイに整備されており、お弁当でも食べたら最高の場所だろう。朝食がわりにリンゴをむいてきたのでぱくつきながら一服。いつもの自転車コースからほんの少しそれただけでこんなに素晴らしいところがあったんだと感激だ。

帰り際、栗の実を両手にあふれるくらい拾ってポケットに詰めて帰りました。


2007-09-17

戸隠山 1,911m

3連休は当初雨マークだったが前日になって晴れに変わる。いつもながら週間予報はあまり当てにならない?前日の晩に急遽ローカルのIさんに携帯メールでご相談の結果、北信五岳の一つ、戸隠山に行くことを決定。

戸隠山はその昔修験者の修行の山だった(戸隠忍者は有名?)。麓には3つの神社があり特に奥社は数百m続く杉並木の参道を行った先の奥深く戸隠山の目の前にひっそりと建っている。

縦走コースを取るために、戸隠キャンプ場隣の戸隠牧場駐車場にクルマを置きキャンプ場の中を1時間弱奥社まで歩く。無事を祈りお参りをしてからすぐ横の登山口より登り始める。すぐに30分程度急登となる。最初の鎖場を越えると百間長屋等と呼ばれる岩の屋根の下を通る。それからは鎖場の連続。Iさんはほとんど鎖を使わずフリークライミングの要領で登るが初めての私は鎖にしがみつきながらよじ登る。

そしてとうとう噂に聞く難所、蟻の塔渡り(ありのとわたり)に到着。天気が良すぎて数百mあると思われる断崖絶壁の下がよく見える。Iさんは余裕で先に通過。アドバイスを聞きながらゆっくりと岩にしがみつき馬乗り状態で少しずつ進む。恐怖心が出るのでできるだけ下を見ないように。そのうちズボンが擦れて穴が開くんではと心配になった。たかだか10mくらいだろうか、20分位かけて何とか通過。ガイドブックでは初心者はこの手前で折り返すように、とあるのはただの脅かしではなかった(冷汗。

その後もいくつか鎖場を越えると西岳方面との分岐であり、主稜線上となる八方睨に到着して大休止。北アルプスは雲で見えないが東は浅間、根子岳、志賀の山々、関田山脈やその向こうの名前は知らないが越後の山も見えて最高の景色。斑尾、野尻湖、黒姫山もよく見える。戸隠連峰の北端の高妻山をバックに記念写真。戸隠の最大難所をクリアした満足感にしばし浸る。

その後はアップダウンのある稜線歩きが続き途中の木陰で昼食。雲行きも怪しくなりゆっくりもせずに出発。三角点のある九頭竜山を通過して一不動の避難小屋着。ここまでの下りもすべりやすい箇所があり草木につかまったりステッキを使い慎重に足を運ぶ必要があった。この避難小屋は百名山の高妻山との分岐点となるがそちらはまたいつか、と言うことで戸隠牧場方面に下る。約10分で氷清水という水場に到着し缶ビールがよく冷えそうな冷水で喉を潤す。あとはいくつか鎖場を越えながら沢沿いにどんどん下り戸隠牧場に到着。Iさんにおごってもらったそばソフトは疲れた身体に格別のご馳走となった。今回、約7時間の行程。

FT817、6m用アンテナ、ガスコンロなど持参したがぜ~んぶ使う事もなくただのお荷物(重っ。無線は八方睨で1200MHzのCQに応答した1局のみ。斑尾高原に遊びに来られた東海の方。

この山、もし一人で来てたら難所手前で多分引き返してたと思う。同行していただいたIさんに感謝。これで私もやっとオトコになれたかな。


2007-09-05

千曲川

最近自転車に乗り始めた。レーサータイプとマウンテンバイクの中間のクロスバイクという種類。街乗りからちょっとしたサイクリングまでこなせる、らしい。

トレーニングのつもりで毎日5~10kmくらい走っている。とても快適だ。自転車に乗るのは約20年ぶり位だろうか。

休日にちょっと遠乗りをしてみた(20km位?)。この日は天気もよくてとても気持ちが良かった。千曲川の堤防道路を北へ。小布施を経由し中野市の立ヶ花橋を渡って対岸(長野市側)を戻ってくるコース。中でも小布施から立ヶ花橋の間が道路も整備されていて走りやすい。車は進入禁止になっており車椅子マラソンの選手が練習していた。堤防の近くの球場では中学生らしき子ども達が野球の練習をしていて、付き添い?のお母さんたちも応援していた。立ヶ花の近くでは釣りをしてる人たちがたくさんいた。

車ならスーっと通り過ぎてしまう風景だが、自転車ならゆっくりと楽しめるし、いつでも立ち止まれる。巨峰の熟した匂いが風に乗って流れてくる。これも自転車ならでは。

ちょっとハマりそう。。


(動画は旧豊野町付近で撮影。飯綱山から反時計周りに、根子岳、雁田山、志賀高原、高社山まで写ってます)

2007-09-01

鈴虫

8月下旬からすっかり秋めいてしまった。お天気もぐずついていつ雨が降るか分からないので、しばらく山行はお休み。

夜になると自宅の庭で秋の虫たちが合唱している。
こんな晩は虫の声を聞きながら月見酒と行きたいところです。



(夜なので音声だけです、あしからず)