2007-08-26

ハムフェア2007

 毎年恒例のハムフェアが東京ビックサイトにて開催。今年は自分が所属しているCWクラブ、FISTS EAが初めてブースを出展した。今まで電波でしか、それも電信でしかお会いした事のない方々とドキドキのアイボール^^;

 初日の締めくくりにはフェア会場にて臨時ネット開催。その後夜の街に移動して混信会へ。10人以上のメンバーが集まり、楽しいひと時を過ごす事ができました。各局TKS!

 今年のお買い物は新刊書籍「手作りトランシーバ入門」のみ。目を引いたのはエレクラフト社の最新トランシーバーK3の実機展示。そして山岳移動の際に再会を約束した富山のクボキさんともお会いできた。早朝4時起きでの高速バスと新幹線最終の組み合わせという日帰り小旅行でした。


2007-08-19

鍋倉山(1,288m)

昨年も同時期にこの山に登った。本当はブナの巨木を見たかったのだが、今回も県道沿いにあるはずの登山口が分からず。やむを得ず昨年と同様、飯山市と上越市旧板倉地区との県境にある関田峠から入山。

雲行きを心配しつつブナ林の中を歩いて進む。花の時期でもないし高山植物が豊富とも言えないが、ゆるやかなアップダウンを繰り返す登山道で、また色んな形のブナの木々の間を抜けていくのは飽きない。黒倉山頂を経由し途中露で濡れて滑りやすい急登を気をつけて上がり、1時間程度で鍋倉山頂上に到着。

標高がないので登りは蒸し暑く感じたが山頂は多少風もあり気持ちがよい。前回見そびれたので今回は必ず、と山頂を越えて20m程度先に行くと飯山市内の眺望箇所があった。

1200MHzのコンテスト参加のため、まずハンディ機にGPアンテナを直付けしてワッチすると数局がCQコンテストを出していた。一通り声をかけて5局と交信。0.3WにGPアンテナなのでこの程度で見切りをつけて、次に50MHzのスカイドアアンテナを設営、軽いのでステーも不要なので10分程度で完了。運用場所にしろ標高にしろ遠くと交信できるのは最初から期待していないが、新潟県胎内市や諏訪の霧が峰高原、そして群馬県榛名山移動の局と交信ができた。

山頂はオニヤンマがたくさん飛んでいた。この間、何人か登山客が山頂に来たがみなさんものの5分も滞在せずに下山してしまうが勿体無いと思うけど。私が無線やってたせい?

2時間ほど無線と山頂の雰囲気を楽しんで下山。今回もブナ巨木が見れなかったのが残念。今度は紅葉の時期にもう一度来てみよう。



2007-08-16

黒姫山 2,053m

北信五岳の一つ黒姫山に登った。素晴らしい山だ。

盆休みにもかかわらず出合った登山者は数名。標高の割には時間がかかり奥深いイメージがあるからか。名前の由来は大蛇にやむなく嫁いだ黒姫の伝説からとの事で、登ってみたら名前のイメージ通りの山だった。人里から遠く離れひっそりと、悠々と横たわっている大自然の中を歩く。ブナ、白樺の大木の林が登山道の2分の一を占める。典型的な火山の形をしており、北信側から私たちが眺めている山容は実は外輪山であり登ってみないと見えない(妙高山方向からは見えると思う)小黒姫山が中心に聳えている。山頂は外輪山にある。いつものように無線機を携えて登ったが、途中で仙人様と出会い、思いがけない山行となった。

盆休みで朝寝坊が癖になってしまい午前10時西登山口出発。20分ほどで古池。回りは黒姫山や高妻山などに囲まれた静かな湖。そこからひっそりとしたブナ林の間を進む。登りで出会った唯一の登山者とそこで出会った。聞けば仙人のような生活をしている方で友人のすすめでこの黒姫に来たとのこと。結局下山までご一緒した。哲学、物理学、政治の話から人生観まで色んな話をしながら頂上へ。こんな登山は初めてだ。頂上ではおいしい緑茶をご馳走になった。午後1時半に登頂したので3時間半かかった。戸隠方面からガスが湧き上がって眺望は今ひとつだったが、妙高、火打、焼、雨飾、乙妻、高妻がはっきり見え背後には北アルプスの槍ヶ岳などがガスの切れ前に見えて最高だった。

せっかくなので短時間だが自作のループアンテナを立てて50MHzでCQ。長岡市と交信。時間も遅かったので1局で我慢し、遅い昼を済ませて3時に下山開始。これも縁だと思い仙人様と同行、話の続きだ。

ブナ林を歩いている頃案の定日が暮れてしまった。高妻山の後ろの夕焼けが綺麗だったが、その内に本当に真っ暗になってしまい相当心配したが無事あの古池に辿り着いた。空には星が満点で池に反射していると同時になんと蛍が飛んでいた。これが疲れと不安を和らげてくれた。

夜8時にようやく下山口に帰り着き生きてて良かったと本当に思った。次回からは日帰りでも必ず懐中電灯を持参することにしよう。仙人様ありがとう。

2007-08-06

FDコンテスト

この週末、Field Dayコンテストに参加。昨年は日曜のみだったが、今年は2日間。フル参加とは言えないが日曜の昼前まで。

浅間山の近くの山に山岳移動。台風USAGIの影響で土曜は曇り、風も強く少々不安だったが何とか乗り切った。結果は130局(×28マルチ)で終了。日曜朝は晴れで風も治まり気持ちよかった。山頂は広いのだがどこも岩だらけで平らな場所がなく仕方なくデコボコした床で仮眠したため腰が痛い。コンテスト中、Eスポが短時間ながら発生し北海道とは交信できたが、九州は聞こえたがこちらの電波が届かず、1DAY AJDならず。

SSB専用リニアに対して誤ってCWを送信してしまったせいか壊れてしまったようだ。相手局から歪んでる、パワーが出てないなどのリポートがあり日曜朝に気付いた。コンディションなのかロケなのかはたまたこのリニアのせいか。苦労した割りに期待した結果は出せなかった。

それでもやってみたかった山岳移動でのコンテスト参加ができた事はそれなりに満足。正直なところ、日曜早朝から参加しても局数は変わらないかも。かえって短時間で密度の濃い参加ができるかもと思った。もうテント泊での参加はないかも知れない。

下山時ザックの重さが肩に堪えた。高山植物やウグイスの鳴き声が疲れを癒してくれた。



(山頂から少しはずれた場所の岩影に幕営。6m5エレ八木)




(穏やかな2日目の朝。至福の時)

2007-08-02

聖山(ひじりやま)

聖山(1,447m、麻績村・長野市)の山頂は業務用無線中継のアンテナが林立している。スキー場のリフト終点も山頂近くにあり、山頂までクルマで上って来れる。何度かクルマで移動運用をしたこともあるが、この日はハイキング気分で山登り。

ゆっくりと、自然を満喫しながら。

花はあまり見かけませんでしたが。

直径20cmはあったような。

抜け殻もたくさん見つけましたが、ヒグラシもわんわんと鳴いてました。

そこら中に咲いてました。

車道沿いにニョキニョキ生えてました。

別荘地の一番奥、登山口は分かりづらい。標識はついに一つもありませんでした。
(雪で破損?紛失?)

陽当たりがよく広々した山頂。どのアングルでも入ってしまう鉄塔(汗。

360度の大展望。


やっと梅雨明けしました。
聖山、おすすめです。
お天気なら、家族連れで頂上で景色を見ながらお昼など最高だと思います。