2011-08-20

鹿島槍ヶ岳 その2

前の記事では花の写真をあまりUPしていませんでしたので,今回UPしてみました。高千穂平から冷乗越まで,そして稜線沿いにたくさんの花が咲いていて,目を楽しませてくれました。

ヤマオダマキ
キバナノホトトギス
ヤマハハコ

2011-08-19

鹿島槍ヶ岳

中学生の時の学校登山は北アルプスの燕岳でした。前日に中房温泉に泊まりましたが,ひどい嵐のため中止。せっかくの北アルプス登山のチャンスを逃しました。それ以来,北アルプスには一度も行くことなく,北信・東信の山ばかり。そして2年くらい前からアルプスに行ってみたいと思っていました。

知り合いからすすめられたのは爺ヶ岳だったのですが,何となく親近感が湧かず,長野から天気のいい日にはその双耳峰の形が美しく見える鹿島槍に行きたいと思いました。コースは赤岩尾根コース。そしてついに決行。…少々無茶な計画だったと後悔。

2011-08-11

大沼池と赤石山

志賀高原の大沼池と赤石山に登ってきました。

県道471号線沿いのバス停から林道を1時間歩くと大沼池。標高1700mにある大きな湖で,その神秘的な青色に目が奪われました。透明度が高く,湖底まではっきり見えて,魚もたくさんいそうですが,高い酸性度のため,魚はすめないそうです。その昔,志賀山が噴火して,川がせきとめられて生まれた湖とのこと。

湖の周りを半周ほどすると湖畔にレストハウスが1軒。徒歩でしかこれず,まったくと言っていいほど開発がされておらず,とても静かな美しい湖でした。

そこから約1時間,急な上り坂を登ると赤石山。山頂直下までは樹林の中を歩きますが,山頂部は赤っぽい岩の塊。頂上の岩の上は高度感がかなりあり,足がすくみました。快晴,360度の展望に大満足でした。

紅葉の時期に訪れれば,大沼池までのウォーキングでも十分楽しめると思いました。

2011-08-06

雨飾山 1963m

憧れの山,雨飾山への平日山歩き。天気にも恵まれ,最高の登山でした。

早朝に車を走らせて小谷村に向かい,長野から約2時間で雨飾高原キャンプ場に朝6時に到着。駐車場には先客の数台の車がありました。支度を済ませて6時半登山開始。

入山後すぐに急登が始まりますが,ブナ林の中を通る涼しい風のおかげで快適に歩けます。樹間からのぞく快晴の空が期待を膨らませてくれます。1時間半ほどで荒菅沢へ下りる手前の高台。視界が一気に開けて,沢と頂上が姿をあらわしました。

せっかく登ってきた高度をここから一気に下げて,沢に向かいます。雪渓はすでに一部のみとなっていて,沢を渡るには何も問題ありません。冷たい水で顔を洗い,心が洗われるよう。小休止します。

ここから辛い急登が笹平まで続きます。この急登も半分以上はブナ,ミズナラなどの樹林の中。沢から上がってくる風や,稜線から下りてくる風が心地いい。延々と続くと思われた登りも,樹林を抜け出すと,背後の景色の眺めが背中を押してくれている気になります。その辺りから,咲く花も少しずつ多様になってきます。

やせた尾根,途中はしごやロープが何箇所かある登りを,慎重に上がっていきます。高度感もかなり出てきて,身が引き締まります。

約1時間の試練の終盤,ハクサンフウロが目立ち始めた頃,笹平に到着。草原のさわやかな風の中,山頂が目の前にあらわれ,あと40分の標識。心に余裕が生まれて,ウキウキしてきます。

たくさんの高原の花が出迎えてくれます。糸魚川の港と日本海も霞の中に見ることができ,周りの山も時折ガスの中に見え隠れしています。

平坦地を歩き終えると最後の登り。あの急登を思えばたいしたことはありません。笹平の入り口から30分ほどで頂上へ。360度の展望に感慨ひとしおでした。

平日ですが中高年のグループがいくつか。せまい頂上に入れ替わり立ちかわり,それぞれ楽しまれていました。山頂は快晴。周りの山々は流れる雲の中,といった感じ。いつまでもそこにいたい,という気持ちを残して山頂を後にしました。


(写真は以下へ。)

2011-08-02

浦倉山 2091m

夏休みに入り,久しぶりの山歩きです。曇りの予報でしたが,朝空を見上げると,何となく晴れそうな予感がしたので,地元須坂の最高峰,浦倉山に決定。が,天気大ハズレでした。

以前,近所の山歩きの友人と,上信国境の山の縦走計画を立てていましたが,なかなか時間が取れず幻のプランとなりました。その計画の中心がこの浦倉山でした。地元の山でもあり,いつか登ってみたいと思っていました。

日本の滝100選にも選ばれている米子大瀑布。戦前は硫黄鉱山で栄えた町があったそうですが,そこが登山口。雨上がりの笹藪こぎで,下半身びっしょり濡れながらの山歩き。頂上滞在中に雨が降り出し,雨雲を連れて下山しました。今回,軽装にするためカッパは持たず,折りたたみ傘を持参しましたが,おかげで上半身だけは濡れずに済みました(汗は滝のようにかきましたが)。

悪天のせいで頂上の展望はまったくなし。ですが,アサギマダラ,モウセンゴケ群生,ギンリョウソウと出会い,そして最後に不動滝のすぐそばまで行ってマイナスイオンを一日中浴びた山歩き。十分楽しめました。

マイナーな山・ルートのためか,滑りやすい箇所の階段・下草刈りの整備は半分くらい。半分は藪の中で,危険な箇所も数箇所あるので初心者は要注意です。

アサギマダラがたくさん飛んでいましたよ。

イチヤクソウ。登山道沿いに群生。


センジュガンピ。初めて見ました。

ギンリョウソウ。登山道沿いに群生。

妙なキノコ…だと思うのですが。

濃霧の中,展望はまったくなし。来客もなし。
下山中にやっと見つけたモウセンゴケ群生。

オタカラコウ?

イワキンバイ?

オグルマ?

? 黄色い花は…正直苦手です。

地元の歴史のいい勉強になりました。

米子不動滝-落差85m・日本の滝100選
カメラに収まりません。