2007-11-25

坂田山 900m

いつも散歩のコースである坂田山に登ってみた。標高1000m足らずの市内の裏山。まだカラマツの紅葉が綺麗。

坂田山の麓はよく整備されていて散歩コースとしては良いが、山登りしようとすると標識があまりなく山頂がどこかよく分からなかった。本当は明覚山に登りたかったがお昼に出かけたので途中で引き返した。登山道の途中からは北信五岳がよく見えてなかなか良い。落ち葉でふかふかの登山道を楽しんだ。

歩いている途中、ふと谷の下方を見ると灰色の大きな動物。カモシカだった。ぴくりとも動かず、最初は誰かのいたずらで剥製か?とも思ったが僅かに耳や目が動いている。20mくらいの距離。カメラ付き携帯電話しかなくそれで撮影。下山時もまったく同じ場所にいたのでやっぱり剥製かもと思ったが本物でしょう。

野生動物との思わぬ遭遇で楽しい山登りではあったが、地元の山でもあるので次回はゆっくりとそして明覚山の山頂まで登ってみよう。



2007-11-17

十観山 1284.5m

久しぶりに時間が取れて天気も良さそうだったので十観山(じゅっかんざん)という山に登る事にした。小県郡青木村にあり、子檀嶺岳、夫神岳と並んで青木三山と呼ばれている。春に2つは登っていたのでいつかは登りたいと思っていた。

30分ほどで登れるが展望はいちばんいいかも。山頂は東斜面が伐採されており、今日は快晴だったので浅間山や四阿山も良く見えて塩田平から千曲川沿いの町並みが美しかった。また北アルプス方面も開けており鹿島槍ヶ岳などが見えた。北方向は真っ白い火打山が遠くに頭を見せていた。

林業のトラックや、パラグライダーをする人たちのクルマが往来して登山口付近は少し騒がしくて残念だった。山頂2.4kmの看板のそばにクルマを置いて歩き始める。山頂1kmの看板まで未舗装の林道が続くがその手前で道を間違えてしまい、パラグライダーの練習場に出た。その先にかろうじて道が残っていたのでそのまま進むが、やはり間違っていたようでとうとう迷ってしまった。尾根を目指して林の中をつき進んだら幸い、無事に正しい登山道に辿り着いた。この辺、ちょっと分かりづらい。

そこからは山頂まで500m程度あまり、道に迷ったので登りは1時間かかってしまった。山頂の手前にはバイオトイレがある。山頂はカラマツがまばらに生えていて広地になっている。市街地の朝の気温は5度前後だったので山頂はかなり寒かった。陽があたると暖かいが風も強い。ダウンジャケットを持っていて良かったが、指がかじかんで困った。

登山道沿いはミズナラやシラカバの葉はほとんど落ちていて落ち葉のカーペット状態でふかふか。歩くとさらさらと葉っぱの音だけが響いて、いかにも晩秋の里山という雰囲気が漂っていた。

山頂で無線をやろうとしたがアンテナの部品を一つ忘れてしまい、仕方なく付属ホイップアンテナでCQすれど応答なし。そのうちに指がかじかんで動かなくなりやめてしまった。

明日から冬型の気候となり雪の予報。もしかしたら今回が今年最後の山登りになるかも知れない。