2006-10-02

浅間山

 日曜はローカルの藤沢さんと浅間山に登ろうと決めていたが、お天気の様子と私の都合とで今回は別行動。土曜に登った藤沢さんと長野から交信ができて、やっぱり登ってみたくなり結局日曜は一人で浅間山に向かってしまった。

 6時前に自宅を出発、行きは高速で小諸IC。浅間サンライン、チェリーパークラインを経由して登山口の浅間山荘へ。登山規制解除もあり登山客がやはり多い。7時50分登山口出発。この日は昼間、浅間マラソンがあり浅間山荘が折り返し地点になっている。
 一ノ鳥居~不動滝~二ノ鳥居までは里山の風景と似ている。紅葉はまだ早い。カラマツの樹林を抜けるとギザギザした山が見えて来た、牙山と槍の鞘だ。この峰々が見えて浅間山に来たんだなぁと実感。途中硫黄臭がして谷下には真っ赤な川。
 まもなく火山館という無料休憩所で一休み、樹林帯をしばらく歩くと賽の河原。浅間山の姿が視界に飛び込み感激。振り向くと黒斑山らの外輪山が古い火口壁の形を作っている。植生も変わり草木がほとんどなくまた歩きにくい砂地の斜面をひたすら斜めに登って行き、ついに尾根に出た瞬間、浅間山頂と前掛山が大迫力で目に入った。この感動はきっと行って見ないと伝わらない。
 避難ドームの横で小休憩して、無線の運用地点を見定めながら前掛山山頂2,524mまで約10分ほど歩き本当の山頂をバックに記念写真。登山口から丁度3時間だった。

 避難ドームのそばの比較的平らな場所にアンテナを立てた。この場所が悪かった。関東方面は山頂の向こう側。2エレでCQを出し続けるが結局6局に止まってしまい、挙句の果て埼玉の局からは31のレポート(涙)。でも新潟各局からは59をもらった。5局目に乗鞍岳移動のJH9NMTクボキさんと波の上で再会してエールを交換。あちらはなんと雪が降ったとの事!
 1時間強運用して雲行きも怪しくなりアンテナを畳みかけた所つくば山移動の中村さんのCQに応答。先週須坂の妙徳山からお会いした方だ。2エレよりホイップの方が強く入感したのは偏波のせいか?あるいはもしかしたらHB9CVのショートバーがはずれていてダイポール状態だったのかもと後で思った。

 下山を開始するといよいよ小雨が降ってきた。50人位の団体さんが登っていたが大丈夫だったろうか。雨は次第に強くなって来て最後はびしょ濡れになってしまった。団体さんのバスは山口ナンバーでした。無線の結果は納得行かなかったが登山自体は本当に登って良かった。またいつか違う季節に登りに来よう。

前掛山山頂。ミニ三脚のためアングルが悪く残念ながら火口は写ってません
火口をバックに関東方向。何だか人影が見えるぞ?

0 件のコメント: