2006-10-14

蓼科山2,530m

 最近週末が近づくと、今度はどこの山に登ろうかと地図やガイドブックとにらめっこをしている。先週双子山に登ったときに、大河原峠から大勢蓼科山に向かうのを見てやっぱり自分も行きたくなってしまった。と言う訳で今日は蓼科山に向かった。

 6時に自宅を出発し(1時間寝坊だ)高速で東部湯の丸ICまで。ETC装備なのでこの時間帯だと半額で700円也。県道40号を蓼科高原に向かう。今日は立科町も茅野市も晴れの予報だったのに高原に入るとガスの中。蓼科牧場交差点から蓼科スカイラインに入る。カラマツやダケカンバの黄葉がとてもキレイだ。この道路はクルマも少ないため、黄葉と霧が何だか幻想的なムードを醸し出している。
 大河原峠到着8時半。他の車はまだ10台もとまってない。支度をして8時45分登山開始。最初の1時間はシラビソ?などの樹林帯を進んでいく。少し濡れた岩が滑るので気をつけて足を運ぶ。所々立ち枯れた木がかたまっている場所があり不思議な空間。

 将軍平到着10時頃。7合目登山口からの登山道と合流するので急に登山者が増えた。
 ここからの30分はとてもきつかった。両手を使わないと登れないような岩場の急登。こんな岩場は初めてで、恐怖心を増さないよう後ろは振り向かないように登った。年配の方も子どももこの岩場を登っていると思うとしっかりしなきゃと自分を励ます。
 10時半山頂到着。岩がゴロゴロしてる大変珍しい山頂だ。火山の火口のように真ん中が少し窪んだ地形でとても不思議。ガスのため周りの山々はまったく見えず残念だったが登山自体は楽しめて満足。

 記念写真後、他の登山者からできるだけ離れた場所にアンテナを立てて11時過ぎから運用を開始した。リグのスイッチを入れると何とドンピシャで先週双子山でアイボールしたKさんが湯の丸山に山岳移動でCQを出していて早速ご挨拶。その後神奈川、埼玉、群馬の局に呼んでいただいた。せっかくいつもより南の方の山に来たので関西方面にアンテナを向けてCQを出すと愛知県尾張旭市や京都府綴喜郡(つづきぐん)から応答あり。岡山移動局がいたようだが呼びまわっているのが微かに聞こえる程度だった。今日はせいぜい1時間の運用と決めていたので片付けに入る直前念のためとアンテナを東北方面に向けると岩手県遠野市移動局が59で強力に入感し交信成立した。やっぱり標高2,500mは飛ぶなぁと実感。
 片づけを終え下山は登りと同行程を辿り、1時間で大河原峠に到着して15時。山頂方向を振り向くと朝よりも天気回復しているようで、午後からの登山者も意外と多かった。
 日が傾く時間の蓼科スカイラインも霧に包まれて、黄葉も朝より色が綺麗に見えた。遠くの景色は見えなかったが、満足して気分良く峠を下りる事ができた。

 QTH 長野県茅野市移動
 使用リグ FT-690(2.5W)
 アンテナ 2エレHB9CV(7mH)

山頂の周りは雲...
横からの写真撮り忘れました汗
山頂はこんな感じで広々
下山した午後3時頃。今頃山頂はきっと見晴らし最高でしょう涙

0 件のコメント: