先週の日曜日、上田市でD-STARの体験会があると言うのででかけてきた。参加者は10名位だったか。現在長野県でD-STARレピーターが設置されているのは上田市1箇所だけ。レピーターが増えないのはネット常時接続回線が必要なのとレピーター機器が高額なためのようだ。
EchoLinkやWiresなどと異なるところはD-STARの場合、利用者が使用する無線機自体がアナログ-デジタル変換を行いデジタル変調の電波を送出しレピーターにアクセスする(そのためD-STARを使用する際は必ず対応無線機が必要)。アナログレピーターと同様にシフトした周波数でダウンリンクが送出されるが、同時にネット回線を通じて全国のD-STARレピーターに音声が転送されるので、レピーターを介して他エリアのハムと交信ができる。
また音声(DVモード)だけではなくデジタルモード(DDモード)により要はインターネットを利用する事が可能。また画像通信なども可能らしい。周波数は1200MHzで速度は128Kbps程度。面白いことを考えた人がいてD-STAR対応無線機をD-STARとは関係なしに、自宅と移動先にそれぞれ設置してそれぞれPCに接続しLANを組むと言うもの。どうやらそういうことも可能らしい。
いずれにしろ仕組みは面白いと思うが使用するためには必ず対応無線機が必要であるし対応レピーターも急激には増えそうにないので今後広く普及するには時間がかかるだろう。
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