登山口出発が11時になってしまった。この山、標高は高くないが行程の半分以上が急登で、岩場も多くあり登り甲斐があった。登山らしい登山?
登山口から10分ほど登ると地下に流れている湧き水があり音が聞こえる。ひしゃくがちゃんと置いてあったのですくって一口いただいた。さらに10分ほどすると大きな岩がゴロゴロしている岩場。あまりに一生懸命登っていたので途中道を間違えそうになって危なかった。岩場が終わるとかなりの急坂。ストックとマスト用の玉竿で身体を支えながら登った。
1時間ほど登ると社のある尾根に出てパッと視界が開けて須坂の町並みが見えた。そこから10分程度で頂上。同じ道を歩いてきたというご夫婦が仲良くお昼をとられていた。写真を撮り合いっこしてしばらく休憩してから、50MHzのアンテナを建てた。
久しぶりの50MHz。今日は12時までが愛地球博コンテストで12時からはふるさとコンテスト。電波を出し始めたのはすでに1時を回っていたが、50MHzのコンテスト運用周波数は誰も聞こえなくて愕然。下の方にダイヤルを回すとCQが聞こえたのでコールしたら榛名山移動局。その後30分CQを出して山梨県北杜市からの1局だけから呼ばれた。やはりこの山は四阿山あたりの影になり1エリアは期待できない。標高もないから西方面もだめみたいで、今日は登山が主で無線はおまけだ。
帰り道、5、6人の男性グループと社の前で会う。聞くと10月に実施する地元の小学校登山の下見とのこと。先生たちかと思ったら育成会の方たち。そう言えば頂上にたくさん記念柱が立っていた。この山を小学生が登山するなんて私は信じられない。
本当は浅間か蓼科の方に行こうと思ってたが、この山に登れて満足。これで地元須坂の山は破風岳、四阿山、妙徳山と登った。明日は休憩して来週はもう少し足を延ばそうかな。

