2013-03-31

志賀山スノーハイキング

今シーズン,2回目のスノーハイキング。
ローカルの知り合いから教えていただいたおすすめの場所,志賀高原へ行ってきました。
事前の予報では雨でしたが,幸いにも,前日から好天の予報に変わりました。週間予報はあまり当てになりませんね。

運休の前山スキー場から,ワカンジキを履いてゲレンデを直登します。まもなくして前山山頂へ。小休憩の後,数日前のトレースを頼りに,とりあえず渋池方面へ。

横手山をバックにした渋池を通り過ぎます。最初は目的地はしっかり決めていませんでしたが,左に見える志賀山を眺めると何だか登れそうな気分に。せっかくなので行くことにしました。下から見ると低く見えますが,歩き始めると急勾配がずっと続き,結構しんどいのですが,天気の良いおかげで最後まで頑張ることができました。

途中標識があり,さらに励まされて頂上へ。そこは裏志賀山でした。山頂標識は雪の下?で見つかりませんが,志賀高原の山々と下には大沼池が見えました。適当な場所でランチ休憩。

この後,志賀山に行くかどうか迷いましたが,行けるところまで行ってみることにしました。いったん鞍部に下りると,雪の壁が垂直に見えます。ワカンとキックステップで慎重によじ登って行き,途中でカモシカを見ながら,何とか志賀山山頂までたどり着きました。こちらには先人のトレースが少し付いていました。木々に遮られて眺めはそれほではないですが,浅間山や四阿山,もしかして蓼科山も見えて満足です。

ここからの下りは,真下に見える名前の分からない池を目指して急坂を気をつけて下ります。何度か滑って転びながらもたどりつき,その後はトレースが消えてしまいましたが,あてずっぽうで谷に下りていくと,見覚えのある足跡。何とか元の道に戻れたようです。

予想以上に好天に恵まれ,顔は雪焼けで真っ赤でした。
歩くだけならスノーシューでも良かったと思いますが,志賀山まで行くにはワカンで正解でした。山スキーは勾配が急過ぎて登りは難儀したことでしょう。

雪のないシーズンにも訪れてみたいと思えた良いコースでした。
四月からの多忙期を前に,ちょっと一息つけた春休みの山行となりました。

ゲレンデをほぼ直登して約30分で前山到着。

横手山を背景に渋池。夏の時期も素敵な景色でしょうね。

野うさぎの足跡。

行程中,ほぼずっとトレースがあり安心して歩けました。(裏志賀山は別)

志賀山付近で雪の上に出ていた唯一の標識。これがなければここはどこ?状態でした。

裏志賀山からの眺め。下は大沼池。赤石山,岩菅山,東館山かな。

裏志賀山からいったん鞍部に下りて志賀山へ。雪の壁をよじ登ります。

大きな足跡はカモシカだったのかな。何だかほっとしました。

志賀山からは浅間山,四阿山も見えました。

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