さて、前日まで天気予報は雨マーク。諦めて先日無線運用の出来なかった冠着山も候補の一つにした。ところが一転、当日朝の予報では好天に変わりそうだ。迷いを振り切って出発。先週下見したルートと同じ道をたどったので登りに心配はない。山頂での天候不良だけを案じた。先週末からの一週間で西側斜面の登山道に残っていた雪渓はすべて消えていた。夕方4時山頂着。暗くなる前にテント設営、休む間もなくアンテナ設営。山頂の夕暮れは時間が過ぎるのがとても遅く感じられた。50MHzではコンテスト前の各局の試験電波が賑やかに聞こえエールを交換している。そして眼下には善光寺平の美しい夜景。
コンテスト参加の詳細は別の機会に記す事にしよう。途中いくつかのトラブルがあったが二日目昼の12時まで存分に楽しむ事ができた。とても貴重で忘れられない体験だ。
大事な事は、絶好のロケーションだからと言ってベストな結果を出せるとは限らない。無指向性アンテナはハンディ機が混変調を起こして使いものにならない。強風の下では多素子の高利得アンテナはかえって風圧を受けて向けたい方向にアンテナを固定できない。時には倒壊の危険も生じるのだ。
いずれにしろ期待したほどの結果は出せなかったが非常に大きな達成感、満足感を得る事ができた。
一方でここにコンテスト参加のために重い荷物を担いで登ってくる学校クラブ局はもうないのかと思うと寂しさを感じるのだ。
