2013-04-14

残念な里山保全

4ヶ月ぶりに坂田山共生の森へ。雪のある時期からずっと来ていませんでした。
きれいな夕日を眺めてから,遊歩道,まつぜみの径へ。何やら工事?地すべり防止か何か,と思って行って見たところ…。

どうやら電気柵か何かでしょうか。遊歩道のすぐ近く,5mほど山側に広範囲にわたって設置されていました。その周辺の樹木はすべて伐採。ここを歩くときはいつも楽しみだったサンショウの木も無惨に跡形なし。そして伐採されたサンショウ,コナラ,サクラなどの樹木,枝は遊歩道沿いに雑然と積まれていました。イカリソウの群落があったはずの場所にも…。

この場所,位置に設置しなくてはいけなかったのでしょうか。確かに山すそには畑,田んぼが広がっています。イノシシなどの被害が多かったのでしょうか。もう少し上方にでも設置して,遊歩道周辺の景観は現状維持できなかったのでしょうか。

大変残念でした。ここを訪れる楽しみの半分がなくなってしまいました。

所詮,自分はお客さんとしてここを訪れるだけ。地元の方にはいろいろな事情があるのでしょう。

柵越しに,至近距離にじっとたたずんでいるカモシカと遭遇。人間のやることは訳分からん,とでも思っていたのでは。




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