2006-04-23

マルコーニの功績

 昨夜は遅い時間まで14MHz等でヨーロッパがよく聞こえていた。GX0MWTという局がCQを連発して交信を捌いていたので呼んでみた。久しぶりのイギリス。コンディションが変化していることを実感。何度かコールしてやっと取ってもらえたがQTH?と聞かれたのでNagano,Japanと打つとFB,FB!と打たれ、日本から思いがけずコールされて大変喜んでいる様子が伝わってきた。最近はVU4やYV0でバンド中が賑やかでJAの各局もそちらのパイルに参戦してるようなのでヨーロッパの局を呼ぶ局は少なく感じた。

 さてこの局、しきりにIMDと打つので何だろうと思って調べてみたら、CARSというクラブ局がマルコーニ生誕を記念して公開運用をしていたらしい。マルコーニは電磁波の有効性を発見し多くの実験を重ねて無線通信の実用化を行った人だ。欧米では日本に比べはるかにマルコーニの功績が評価されているようで他にも多くの局がこの日に特別コールサインで記念運用を行っていたようだ。
 CARSは今回サンフォード・ミル科学工業博物館にて記念運用を実施した。ここの館長はクラブ員の一人。この博物館はただの博物館ではない。中にはマルコーニが使用した放送局舎や真空管、自転車なんかも展示されており大変すばらしい博物館だ。ちなみに放送局の女性アナウンサーの人形のそばで今回の運用が行われたらしい。
 世界マルコーニ・ディは彼の誕生日である4月25日に近い土曜日に設定されている。
 この日、他にEA(スペイン)も聞こえていたし、これからの季節は夜中に14MHzあたりでヨーロッパが楽しめるかも。
 このような趣味が楽しめるのもマルコーニのおかげだ。マルコーニに感謝しよう。

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