2006-04-30

コンテスト

 GWが始まった。と言っても月火は仕事なので正しくは前半戦。昨日の夜からALL JAコンテストが開催されていたが、帰宅が遅かったので土曜の朝に30局弱と交信。7030KHzから下に向かってスィープしながらCQに応答していく。お馴染みの局も何局か。CQ出そうと思ったが隙間がなくて出せなかった。
 自宅からのコンテスト参加はあまり気分が乗らない。短縮DP+ATUでは飛ばないだろうという思い込みがあるのと、自宅だとどうも集中できないから。どこか近い場所でも移動して参加すると気合が入って頑張るのだが。結局ALL JAはこれでおしまい。
 先週末から製作を始めた50MHz用八木アンテナの続きを作った。来月のVHFコンテストに備えて。昨年はソフトを使って頭を悩ませながら自分で設計してみたがどうもうまく行かず、結局角材と針金で作った2エレヘンテナを使った。今年こそは!と思ったが、結局設計はHPから製作例を参考にした。昨年の作りかけのアルミパイプを少しだけ加工してほぼ完成に。昨年はヘアピンマッチで失敗したが、今回の給電部はTマッチとUバラン。夕方までかかり真っ暗の中、仮に組み上げてみたが、街灯に照らされて銀色に光るアンテナは見てるとうっとりする。
 明日天気が良くて気分が乗ればテストに出かけようと思う。今年はこれでVHFコンテストに出ます。

2006-04-23

マルコーニの功績

 昨夜は遅い時間まで14MHz等でヨーロッパがよく聞こえていた。GX0MWTという局がCQを連発して交信を捌いていたので呼んでみた。久しぶりのイギリス。コンディションが変化していることを実感。何度かコールしてやっと取ってもらえたがQTH?と聞かれたのでNagano,Japanと打つとFB,FB!と打たれ、日本から思いがけずコールされて大変喜んでいる様子が伝わってきた。最近はVU4やYV0でバンド中が賑やかでJAの各局もそちらのパイルに参戦してるようなのでヨーロッパの局を呼ぶ局は少なく感じた。

 さてこの局、しきりにIMDと打つので何だろうと思って調べてみたら、CARSというクラブ局がマルコーニ生誕を記念して公開運用をしていたらしい。マルコーニは電磁波の有効性を発見し多くの実験を重ねて無線通信の実用化を行った人だ。欧米では日本に比べはるかにマルコーニの功績が評価されているようで他にも多くの局がこの日に特別コールサインで記念運用を行っていたようだ。
 CARSは今回サンフォード・ミル科学工業博物館にて記念運用を実施した。ここの館長はクラブ員の一人。この博物館はただの博物館ではない。中にはマルコーニが使用した放送局舎や真空管、自転車なんかも展示されており大変すばらしい博物館だ。ちなみに放送局の女性アナウンサーの人形のそばで今回の運用が行われたらしい。
 世界マルコーニ・ディは彼の誕生日である4月25日に近い土曜日に設定されている。
 この日、他にEA(スペイン)も聞こえていたし、これからの季節は夜中に14MHzあたりでヨーロッパが楽しめるかも。
 このような趣味が楽しめるのもマルコーニのおかげだ。マルコーニに感謝しよう。

2006-04-19

電力計


 週末を利用して電力計を製作した。こちらのページで紹介されているもの。デジタルテスターと組み合わせてQRPトランシーバーの電力を計測できる。電力をない内蔵してないQRP機だとやはり何ワット出てるのか知りたいもの。
 抵抗や基板などのパーツは以前準備してあっていつか作ろうと思っていた。ゆっくり製作して1時間位?BNCコネクタの基板へのハンダ付けが熱が逃げやすいため苦労したが無事に完成。
 できてみて思ったがこの手の計測器はちゃんとした較正が必要。ホームページでは正確な電力計かACで、と書いてあったが手元には正確な電力計はないしACで較正するってどうやるんでしょう?そこで大分いい加減だがElecraftのK1の内蔵電力計で1W出力にしてそれを基準にして較正。
 RockMite20の電力を計測。12Vで0.2W程度、9Vでなぜか50mW程。とりあえず電波が出てるのが確認できたが、正確じゃないので少し気持ち悪い。
 Altoids缶も手に入ったので次はRockMite40を製作する予定。

2006-04-17

夜桜


 仕事帰りに某大学のキャンパスに寄ると、何やら賑やか。学生が花見をしていた。同じ長野市内でも随分咲き具合が違うもの。勤務先の周りはまだつぼみが膨らんできたところだがこちらは8分咲き位。毎年学内の桜並木に提灯がぶらさがる。
 帰る途中堤防沿いの桜の名所ではライトアップ。しばらく写真をアップしてないので携帯でカシャッ。平日なのでさすがに誰も宴会はしてなかった。この辺は今週末が見頃でしょう。

2006-04-15

ウェブカメラ

 仕事では新学期1週目が終了しピークが過ぎた。毎日残業で疲れも溜まったが以前の職場に比べればまだスタミナは残っている。待ち遠しかった週末。今日は天気がいいので花見でも、と思ったが一緒に行く人もいないし第一当地ではまだ桜が咲いてない。
 ネットで調べると花見情報をライブカメラで提供しているページを見つけ時々覗いている。花も咲いてない桜の木の下を歩いている人たちを覗き見するのは趣味は悪いがつまらなくはない。ついでにこのページでは動物園の人気者カンガルーのハッチ君のゴロ寝姿や50年汁を煮込み続けている金箱のおでんの風景が面白い。時々にょき、っと手が出てくるし、立ち上る湯気を見てると無性にこのおでんが食べたくなる。
 お空のコンディションも今ひとつだし、散歩にでも出かけようかな。

2006-04-09

非常通信コンテスト

 OSOコンテストが終わった。正式名称信越アマチュア局非常通信コンテスト。今年が第53回という日本でもっとも歴史のあるコンテストのはずだ。最大20文字の電文を自分で考案し、それを相手と交換する。1文字でもミスれば減点。
 今年から同じ相手とは最大2回まで(HFで1回、VHF以上で1回)の交信に制限となった。例年同じ相手と次々とバンドチェンジをして得点を稼ぐテクニックが使用できたがそれができない代わりに、今ならもっとも交信しやすいだろう144MHzに集中すると考えられた。実情はどうだったろうか。
 本来はFMモードよりもSSBやCWでの交信が似合うコンテストの気がする。実際にも昔は3.5MHzや和文電信で交信されていたらしい。

 自宅から昨晩、そして午前中参加したが19局と交信した。紛らわしい文字については和文通話表を用いるが、1つ2つすっと出てこないのがあり思い出しながら送る。
 長野でも山間は大雪で、今回移動運用された方は本当にご苦労様でした。嵐の中で運用され途中棄権の方もいたようだ。

 さあ、次は5月。VHFコンテストだ!

2006-04-08

JA28TK

 グライダーによる初の日本縦断プロジェクトが進行しているらしい。一昨日の朝刊で、広島を飛び立ったグライダーが天候不良のため長野着陸を断念し岐阜県にいったん降りたというニュースを見た。偶然ネットでこのプロジェクトのHPにたどり着いた。
 無事に昨日、長野の綿内飛行場というところに着陸した模様。昨日は快晴だったので北アルプスや長野市内の上空からの景色はさぞすばらしかっただろう。タイトルはこのグライダーのコールサイン。地上スタッフとは無線でやり取りしているらしいが周波数はどこを使っているのだろう。
 この綿内飛行場は以前、滑走路の脇がよく行く移動運用場所だった。短縮トラップコイルを使ったダイポールをそこで作ったり、コンテストに参加したり。で、週末は必ずグライダーのみなさんが集まって空の散歩を楽しんでいるのを横目に。グライダーは折りたたみ式らしくクルマで牽引して運搬していた。ナンバープレートから新潟から来られてる方が多いみたい。
 で、よく声をかけられた。自分も昔無線やってたよ、とかこの長さからすると40Mバンドですか?とか。いろんな趣味の方が居られる。
 今まで一番びっくりしたのは、滑走路の横でドラムセットを軽トラックで運んできて練習してる人を見たことがある。あそこなら近所迷惑にもならずスタジオ代もかからないので丁度良いのだろう。その時はすぐ横でアンテナを上げた。
 このDG機は来週初めには再び北海道を目指し長野を飛び立つらしい。どうぞお気をつけて。

2006-04-06

NHK語学講座

 今週からNHKラジオのビジネス英会話を始めた。と言ってもまだ2日分(火は月の再放送、木は水の再放送なので)。以前テレビを見てビジネス英会話は自分にとって随分レベルが高いなぁと感じていたが、ラジオ講座も然り。テキストを見ずビニェット(スキット)を一度目に聞くとほとんど内容が取れない 汗。その後テキストを読んだり杉田先生の解説を聞いてからだと少しずつ分かってくる。うむ、いつまで続くかな。レッツスピークとか違うのにすれば良かったかも。
 3月にたまたま書店で「NHKの英語講座をフル活用した簡単上達法」という本を見つけて一気に読んだ。それがきっかけ。
 トランシーバでNHK第2放送を聴いている。デジタルモード用に無線機の背面からオーディオ出力をPCのMIC端子に入れてあり、録音ソフトで音声を録音しながら講座をワッチ。録音はMP3に変換してiTunesに取り込む。それをiPodに入れてカーステで通勤途中に聞いている。
 三日坊主かも。

2006-04-04

ゆれる思い

 地方のある学園内で商売をしている。現在店を構えている学園はその多くが県内出身学生(というか実家から通学している)。そのせいか、随分ローカルな出会いが多い。知り合いや取引先の担当者の娘さんだったりとか。昨年は大学の同級生と高校の同級生に出会った(社会人学生だった)。みんなの学習意欲に関心した。
 さて、今日はもっと驚く出会いがあった。大学時代の後輩が何と教員として赴任してきたのだ。そう言えばもう1名、直接の後輩ではないがいくつか下の学年にいた方も講師としてこの学園で教壇に立っている。
 こういう事があるとあらためて自分の年や年代というものを意識する。自分の仕事や立場を振り返ったり。適性や将来のことなども。
 毎日に流されるままではなく、明日のことも逃げずに考えるようにしよう。

2006-04-02

欧文チャット

 本日は7時過ぎに起きて14MHzからワッチ。黒点数も少なくあまり北米は聞こえない。CQにも応答なし。7MHzに降りるとバンドの端の方で朝早くからテンポの良いCQ連呼で良く聞くとローカル局が県外へ出向いて新市移動サービス中。何回かコールしてようやく取ってもらえた。近間はスキップ気味の様子。
 8時からは所属しているFISTSのNetミーティング。参加するのは久しぶり。コントロールは仙台のSugiさん、スキップ気味でRST339。札幌のLeoさんは539、兵庫のNaoさん599。その後神奈川のAtsuさんからコール、やはり弱くて339。ネット終盤に大阪のNobuさんからコール。みなさんそれぞれ仕事などで途中でQRT。最後はNaoさんにファイナルを送り、私はまだ時間に余裕があったので途中参加のNobuさんに引き続きチャットのお相手をお願いした。

 NobuさんのQTHは兵庫県加東郡だったが先月新市に生まれ変わった。先日3.5MHzでJCGサービスをされていたのでコールした。その後新市になったようだが、ローカルにHFましてやCWに出るハムはほとんどいないそうでこれからもNobuさんは全国からパイルアップを受けると思う。
 Nobuさんとのチャットは久しぶりで、つい長話になってしまったがそのおかげで今日は本当に楽しく午前中を過ごすことが出来た。5歳の娘さんを抱っこしながら電鍵を叩くNobuさん、そこへ7歳の息子がやってくる。本当に微笑ましい光景が浮かんできた。お子さんの年から察してもしかして同い年くらいかな?と思ったら10近くご年輩でハム暦も今年で30周年。OM、大変失礼しました。笑
 子供たちから早く遊ぼうよという声が聞こえてきたので、謎々のヒントを2つ差し上げてチャットを切り上げることにした。
 時計を見たら1時間以上チャットしていた。FISTSのNetからだと2時間程度ラジオの前で電鍵を叩いていた。心地よい疲れ。

ウェブラジオ

 CQ出してもなかなか呼ばれないので気になりウェブラジオで自分の信号を確認。ソルトレイクシティには539程度で入感あり。QRMでもあるかもと周波数をずらしてCQを出し続けるとYC3局からコール。579のレポートをもらう。すぐ近くの周波数で聞き覚えのあるコール。YC3局との交信後QRZ?を叩くとFISTSメンバーのJunさんが札幌から呼んで来てくれた!12月以来の久しぶりの交信。Junさんは昨年夏にわざわざアイボールのために当時東京から長野に訪れてくれ、蕎麦を食べながら無線談義、人生談義を交わした。その後北海道に新天地を求め、今では無事に新しい生活を楽しんでいるご様子。何より。
 3mのロッドアンテナに50Wを焚いた電波はしっかりとこの長野に届いてました。途中からQSBでコピーが困難になりQRTした。短いやり取りだったが楽しい交信ができた。
 さて明日はFISTSのNet。早起きせねば。