2007-12-01

明覚山 958m

天気予報は晴れ。先週中途半端に坂田山に登ったので(実は大谷山だったが)再チャレンジしてみた。

よく調べたら登山口から明覚山まではのぼり2時間半のコースタイムだった。先週は地元だからと昼前に出発するというなめた真似をしてしまったが今回は朝9時に登り始めた。

鎌田山(地元ではかんだやま)、大谷山(多分おおやさん)、坂田山、明覚山は尾根続きになっていて登山道も尾根沿いにある。これは縦走だ。何だか格好いい響き。

前回カモシカと遭遇した場所を見回すがさすがにいない。それではと前に進むとドキッ、そこからすぐそばの登山道でこちらを見ている。15mくらいまで近寄っても逃げない。近くで見ると結構可愛い顔をしている。
やはりこの辺を住処にしているらしい。

前回坂田山だと思っていた大谷山頂を通り越す。鞍部を登り返すと結構な急登。岩場だが落ち葉で足場がはっきりせずとても登りにくいので慎重に足を運んだ。

坂田山頂には三峰神社の小さな祠がまつってあり何故か国旗掲揚の?ポールが2本。長野市東部方向が開けている。北アルプスも霞んでいるが見えた。枝の隙間から見える北信五岳は雲の中だった。

その後さらにいくつも鞍部、ピークと繰り返し登っていきついに明覚山に到着。千mに満たない里山なのに2時間20分かかった。

山頂の眺望はほとんどないが、気温は低いけれども陽気が良く、尾根を歩き続ける登山道は気持ちが良い。途中岩場が何箇所もあって結構スリルが楽しめた。尾根道の北側は杉やアカマツ、南側はミズナラなどの落葉樹と植生がくっきり分かれていて面白い。頂上付近になるとシラカバが見られた。

多分、この地元の里山が今年最後の山になるだろう。今年も昨年同様20回近く、里山中心に山登りができ充実した年になった。来年も里山を登り続けていこう。