2006-12-31

”HNY”

 今日で2006年が終わり。無線では年末の挨拶が交わされる。会話では良いお年を、だが欧文の電信では"HNY"だ。今朝は目が覚めたら8時で慌てて無線機の電源を入れ、FISTSの今年最後のオンエアミーティングで挨拶を交わした。

 さて、今年はHFのコンディションが良くなかったので山登りを始めてみた。信州の2000m未満の所謂低山とか里山を毎週のように登った。北信・東信は大体制覇したかな(笑。来年はもう少しゆっくり登ってみよう。
 頂上では50MHzを主に楽しんでマジックバンドの醍醐味を味わう事ができた。でもどちらかと言うと異常伝播よりも高所へ移動してグランドウェーブが伸びるのが楽しかった。おかげで過去にない50MHzの交信数となった(400QSO超)。
 今年の全交信数は約1500だったが、HFは3年位前からローバンド中心になってきた。ほとんどコンテストや国内交信。1.9MHzは去年も今年も100交信を超えた(DXCCは5エンティティ笑)。

 来年は引き続き50MHzに凝ってみよう。山登りも続けようと思う。もうすぐ太陽黒点活動の最低期にあたりそれが過ぎればあとはコンディションが上がり続ける。噂では次の太陽活動は過去最大級らしい。HFのハイバンドでDXやWがたくさん聞こえてくるのが楽しみだ。でもタワーやビッグアンテナはまだまだ夢。
 来年は仕事で転機を迎えるため多少無線のアクティヴィティは落ちるかも知れない。でも2007年もマイペースで楽しんで行きたい。


from a screen of LOG4DX by JA7BEN

2006-12-26

FDコンテスト結果

8月のフィールドディ・コンテストの結果が発表された。
6mDOWNコンテストに続き50MHzシングルバンド部門に参加し、スコアだけ見ると大差ないが、その実態には大きな違いがある。
 6D 125局x37マルチ
 FD 106局x21マルチ

6Dの時はよくクルマで移動運用する飯綱山中腹(飯綱町)からの運用。標高約千2~3百mと思われる。50Wに5エレ八木の設備。一方でFDは初めての山岳移動によるコンテスト参加だった。標高は約2,300m(四阿山、上田市)で2.5Wに2エレHB9CVの設備。また運用時間も前者は6時間超だが後者は4時間。比べてみると違いは明白だが圧倒的にロケーションのメリットが出ている。当たり前と言えば当たり前だが2時間半かけて苦労して登った甲斐があったと言うものだ。

来年の課題。何とか山の上で1泊できないか。アンテナを軽量な5エレ程度にアップグレードできないか。そこまでやるか?という感じだが、本当はクルマでもう少し標高のある場所へ移動して5エレ以上の八木と50Wのハイパワー?で運用するのが正解かも。

2006-12-24

ブログをイメチェン

先週の週末は仕事だったので2週間ぶりの休日。
暇だったのでブログをイメチェンしてみた。

このblogger.comは他のブログに比べて機能が少なくて物足りない。が、
引越しをするのもしゃくなので、色々調べてイメチェンと機能追加をしてみた。

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ちゃんと動作するかな?

2006-12-10

今年最後の山登り?

 年内にもう一度くらい山に登ろうと思っていたが週末はぐずついた天気が続いていた。今日は上田方面は
晴れの予報だったので上田市の独鈷山(とっこさん)1,266mへ。

 上田市の別所温泉は信州の鎌倉と呼ばれているらしい。独鈷山の登山道に向かう途中、落ち着いた雰囲気のお寺や神社をいくつか通り過ぎ、なるほどと頷いた。と言っても鎌倉ってあまりよく知らないけど。
 天気予報は晴れだったが、下から見上げる山頂は雲に包まれていて登ろうかしばらく迷っていたら登山者がひとり登っていった。午前中くらいは持つんじゃないか、と言うのでその言葉を信じて出発することに。
 この山は標高はそれほど高くなく上り時間も90分程らしいので甘く見やすいがどっこい結構きつい。久しぶりの山登りと言うのもあるが、この時期は濡れた落ち葉が滑るので足に余計な力がかかる。また傾斜のきつい場所もあるし9合目くらいからちょっとした岩場があり張ってあるロープを使わないと登れない。久しぶりに筋肉痛。
 途中から小雨が降り出し、7合目付近から雪に変わってきた。やばいなーと思いつつ行けるとこまでと思って登ると上から10人ほどのパーティが下りてきた。頂上付近の方が降り方は弱かったが下から見えた雲は雪雲だったようで頂上の草木には樹氷ができていた。
 こんな天気なので山頂からは眺望なし。ヘンテナを上げて6mをやろうと思っていたけどそれどころではない。ハンディ機で6mAM、FM、430MHzFMとCQを出し続けたが一切応答なし。なんで?山頂と同様バンドも静か過ぎ。
 歩いてると合羽も着てるせいで暖かいのだが山頂でじっとしてると急激に身体が冷えてくる。多分氷点下。耐えられなくなって15分ほど滞在してすぐ下山した。

 今年は地元の破風岳を皮切りにたくさんの信州の里山に登れて満足。本当に信州っていい所だなぁとしみじみ思う。さて来年はどの山から登ろうか。

山頂。霧に包まれて眺望なし
山頂の松の木にできた樹氷

2006-12-04

KCWAコンテスト

 今朝は7時過ぎに起きて7時半頃から14MHzをワッチ。あまり北米は聞こえなかったがどなたかと交信直後のオレゴン州の局と交信。ベアフットにバーチカルとの事。最初419だったがQSBのため途中弱くて取りきれなくなった。
 その後FISTSのCW Netの時間になったので7MHzにQSY。今日は全部で4局の参加。Yさんはクルマで移動してダイポールアンテナを張っての運用。最大10Wと打たれていたのでもしかしてK2を使用?どうやらコンテストのために移動されていたらしい。その後調べるとKCWAコンテスト開催日だった。Yさんに触発されて急遽近所の河原に移動することに決めた。
 クルマで移動運用するのは久しぶり。先日K1用の内蔵オートチューナーキットを組み立てたのでこいつでQRPで参加してみようと決め、アンテナは7mHのフルサイズ逆V型ダイポール。
 10時スタート直後はコンディションが不安定だったがCQを出していたところお昼前頃立て続けに10局位から立て続けに呼ばれて気分がいい。QRP5Wだったがそこそこ楽しめた。12時過ぎまでの2時間で50局と交信できて満足。Yさんとも無事に交信できた。もともとフル参加予定はなかったのでお昼で撤収。

 今日は天気が良ければ近くの里山に登ろうかなとも思っていたが、周りの山は標高1,000m以上は雪で白く覆われており、山間を雪雲がゆっくりと流れていたので行かなくて正解だったかな。

アンテナの向こうにはふもとまで真っ白な高社山
須坂市の南端、妙徳山の冠雪

使用設備
K1(5W)、7mH逆Vアンテナ

2006-12-02

D-STAR体験会

 先週の日曜日、上田市でD-STARの体験会があると言うのででかけてきた。参加者は10名位だったか。現在長野県でD-STARレピーターが設置されているのは上田市1箇所だけ。レピーターが増えないのはネット常時接続回線が必要なのとレピーター機器が高額なためのようだ。
 EchoLinkやWiresなどと異なるところはD-STARの場合、利用者が使用する無線機自体がアナログ-デジタル変換を行いデジタル変調の電波を送出しレピーターにアクセスする(そのためD-STARを使用する際は必ず対応無線機が必要)。アナログレピーターと同様にシフトした周波数でダウンリンクが送出されるが、同時にネット回線を通じて全国のD-STARレピーターに音声が転送されるので、レピーターを介して他エリアのハムと交信ができる。
 また音声(DVモード)だけではなくデジタルモード(DDモード)により要はインターネットを利用する事が可能。また画像通信なども可能らしい。周波数は1200MHzで速度は128Kbps程度。面白いことを考えた人がいてD-STAR対応無線機をD-STARとは関係なしに、自宅と移動先にそれぞれ設置してそれぞれPCに接続しLANを組むと言うもの。どうやらそういうことも可能らしい。
 いずれにしろ仕組みは面白いと思うが使用するためには必ず対応無線機が必要であるし対応レピーターも急激には増えそうにないので今後広く普及するには時間がかかるだろう。

D-STARレピーターにアクセス中
JARL長野県支部長ご挨拶