2006-09-23

妙徳山1,293m

 台風14号も針路変更した様子で、天気も良さそうなのでこの週末どこかの山に登ろうと思っていた。しかし具体的な計画を立ててないと早起きできないもの。荷物は作っておいたが寝坊してしまった。その時間から行ける山で、須坂の妙徳山に決めた。
 登山口出発が11時になってしまった。この山、標高は高くないが行程の半分以上が急登で、岩場も多くあり登り甲斐があった。登山らしい登山?
 登山口から10分ほど登ると地下に流れている湧き水があり音が聞こえる。ひしゃくがちゃんと置いてあったのですくって一口いただいた。さらに10分ほどすると大きな岩がゴロゴロしている岩場。あまりに一生懸命登っていたので途中道を間違えそうになって危なかった。岩場が終わるとかなりの急坂。ストックとマスト用の玉竿で身体を支えながら登った。
 1時間ほど登ると社のある尾根に出てパッと視界が開けて須坂の町並みが見えた。そこから10分程度で頂上。同じ道を歩いてきたというご夫婦が仲良くお昼をとられていた。写真を撮り合いっこしてしばらく休憩してから、50MHzのアンテナを建てた。
 久しぶりの50MHz。今日は12時までが愛地球博コンテストで12時からはふるさとコンテスト。電波を出し始めたのはすでに1時を回っていたが、50MHzのコンテスト運用周波数は誰も聞こえなくて愕然。下の方にダイヤルを回すとCQが聞こえたのでコールしたら榛名山移動局。その後30分CQを出して山梨県北杜市からの1局だけから呼ばれた。やはりこの山は四阿山あたりの影になり1エリアは期待できない。標高もないから西方面もだめみたいで、今日は登山が主で無線はおまけだ。

 帰り道、5、6人の男性グループと社の前で会う。聞くと10月に実施する地元の小学校登山の下見とのこと。先生たちかと思ったら育成会の方たち。そう言えば頂上にたくさん記念柱が立っていた。この山を小学生が登山するなんて私は信じられない。
 本当は浅間か蓼科の方に行こうと思ってたが、この山に登れて満足。これで地元須坂の山は破風岳、四阿山、妙徳山と登った。明日は休憩して来週はもう少し足を延ばそうかな。




妙徳山南峰

2006-09-18

高社山1,352m

 台風13号が接近してこの3連休はどこへも行けないかと諦めていたが長野県内の天気予報は幸い曇り。風は強いと覚悟して中野市と木島平村の境にある高社山に登ることにした。
 夜間瀬スキー場からクルマで登って行き、リフト横のヒュッテを過ぎた辺の駐車場にクルマを止める。管理事務所の方に声をかけると頂上でマムシが出たと聞く。
 前半はスキーゲレンデを登っていく。一番上のリフト降り場から後半、登山道に入りやっと登山らしくなる。途中の鳥居と鷹見岩を経て頂上へ。強風がずっと吹き続ける中1時間半ほどかけてゆっくりと。
 頂上にはやぐらがありそこに立つと足がすくむ。雨の気配はまったくなく、西に北信五岳が"まみくとい"の順番にすべて見え、北アも槍まで見える。南の蓼科や浅間は霞んで見えないが東には笠ヶ岳、横手山、高標山、鳥甲山、毛無山と最高の眺望だ。暴風さえなければ。
 430MHzホイップでCQを出すと長野市内からお声がけ。今日はそれだけ。月曜日だからかまったく声がかからない。その代わり景色が良かったからいいか。

 帰り道は小布施の茶屋に立ち寄り甘味で疲れを取ることにした。連休最後の夕方になるとさすがに観光客も少ない。店に入り畳席を選んだら奥の方の座敷まで案内され、目の前に良く手入れされた庭園を眺めながら栗あんみつをいただいて贅沢な気分。
 自宅に到着する頃、夕焼けがとてもキレイで思わずシャッターを切る。

 連休出かけたのは今日だけだったが、何だか3日分楽しんだ気がした。

山頂、背後は志賀高原
千曲川と中野平
「まみくとい」順に並ぶ北信五岳
長野の西山の小焼け

2006-09-09

長野県QSOパーティ

 今年第1回目が開催された長野県QSOパーティ。移動地は長野市と上田市の境界にある保基谷岳と決めた。朝8時に自宅を出発し若穂から県道保科線ですごい坂道を菅平方面へ上がる。菅平高原がぱっと開ける峠ですぐ右折して林道東豊線へ。細くて一部未舗装の林道を15分走ると林道開通記念碑と登山口が見える。2000m級の山は前線の影響で雲に隠れて山頂部が見えない。見晴らしは今一つ。

 支度をして登山口から入山。地元の保科小学校は毎年登る山らしい。頂上直前で急勾配の急登があるが足を滑らせないよう気をつけて登る。15分ほどで登頂しあっけなかった。
 頂上からは飯綱方向のみ眺望。但し今日は雲の中。4mのアルミポールの上にモービルホイップを付ける。2WでCQを出すと御嶽山からコールがありびっくり。その後乗鞍岳移動のJH9NMTクボキさんと再会。お元気そうだ。9月中に一度中南信の山に登ろうかな。

 10時からQSOパーティが始まり各局の声も聞けた。13時まで続けて40局弱だった。新潟から移動された方も多く本当にご苦労様でした。来月は新潟に移動しなきゃ。
 山頂から少し先に三等三角点があるらしいが標識もないし道跡も見当たらずどこにあるのか皆目分からない。山中では誰とも会わなかった。この山はハイキングにしては少々急な割りに短時間で登れてしまうから人気がないのかな。一応長野市の飯綱山に続く第2峰(1,529m)らしい。

FT-4800、モービルホィップ

飯綱山(多分)をバックに。逆光で真っ黒(涙)
保科小学校の登頂記念碑と当局のアンテナ

2006-09-04

北信五岳

 善光寺平に住んでる人は"北信五岳"と言うとすぐ分かる。覚え方は"まみくとい"で、斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山だ。何とかすべてに登りたいと思っているが今回はやっと2つ目で、斑尾山に決めた。
 週末に新潟の妙高市で会議があり宿泊して日曜朝解散なのでその後登ろうと決めた。妙高市と斑尾のある信濃町は隣町であり宿泊先からは30分で登山口に行ける。朝早く出ようと思っていたが色々あって、結局登山口に着いたのが11時頃。
 約1時間で登頂したが途中ブナ林あり蟻の戸渡りという痩せ尾根ありほんの少しだが岩場ありで、花も紅葉も時期はずれだったが楽しめた。
 山頂の手前に大明神岳がありここからの見晴らしはサイコー。野尻湖から妙高、黒姫、飯綱、多分美ヶ原、蓼科、そして浅間山系と志賀高原の山々。雲が山頂を隠してはいたが天気が良ければまさに県内の全部の山が見えるかも。ちなみにここには430MHzのレピーターが設置されていた。
 反対側から子どもを連れた2家族のパーティが楽しそうに歩いてくる。その目の前でCQCQも何なので10分ほど歩いて斑尾山頂に到着。そこで430ハンディホイップでCQ。聖山の移動局、そして新潟市。新潟から59をもらったのには驚いた。
 汗びっしょりに秋の山の風は冷蔵庫並みの涼しさ。2時には自宅へ帰りたかったので3局で下山してしまった。今日は珍しく足がガクガクになってしまった。
 来週は長野県QSOパーティ。どこに移動するか(登るか)はまだ検討中。

 VX-5、ハンディホイップ

野尻湖を望む
現在は停波中のレピーターJR0WU